文屋

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2021年8月12日

コロナとの闘いに必要なのは、予防と養生――免疫絵本『おやすみルーシー~ウイルスがやってきた』

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化してから、2度目の夏。今年も猛暑のなかでもマスクが欠かせず、熱中症と感染症の両方の対策に気が休まらない毎日です。

一般にはウイルスの活動が弱まるはずの高温多湿の季節でも、感染症の拡大は収まりません。

そして新型コロナウイルスの変異株も、相次いで発生しています。唯一の対策といわれるワクチン接種が進んでも、感染者数は増減を繰り返しています。

先の見えない状況のなかで、情報ばかりがあふれている・・。でもそこに明確な答えはなく、ただ不安だけが増していくような気がします。

そんないま、文屋がみなさまにとどけたいのが、絵本『おやすみルーシー~ウイルスがやってきた』です。

この本は、私たちの体の免疫機能がウイルスにどう立ち向かうのかを、大人にも子どもにもわかりやすく伝える絵本です。

作者である免疫学者の新妻耕太とルーシーさんご夫妻は、免疫細胞の働きを多くの人に少しでもわかりやすく伝えるために、これまで発信をつづけてきました。

You Tube「専門用語無しでウイルスを学ぶ動画」や、書籍『Dr. 新妻免疫塾 正しく知る!ウイルス感染と免疫の基礎』(東京図書)など、一般の人にもわかりやすい説明が評判になっています。

そんな新妻耕太さんとルーシーさんが、幼い子どもにもわかるようにと制作した絵本がこの『おやすみルーシー』。あとがきで、こう語っています。

免疫とは、病原体から私たちの体を守る防衛システムで、目に見えないほど小さな免疫細胞たちによって支えられています。一つひとつの免疫細胞が環境の変化を察知して、お互いにコミュニケーションをとりながら協調して働きます。私たち研究者は、彼らがどんな話をして、どんなしくみで動いているのかを知りたくて、日々研究を続けています。

新妻耕太さんとルーシーさんは、体のなかで働きの異なる免疫細胞たちは、ひとつのチームと考えています。それぞれが自分たちの役割を果たし、協力することで大きな力となることを、私たちに教えてくれるのです。

絵本のなかでは、ルーシーという名の女の子が夢の中で自分の体を旅しながら、その様子が描かれています。免疫細胞に見立てた仲間たちと協力して、ウイルスと闘うストーリーです。

そして最後に、宿主である私たちが免疫細胞の働きを高めるためにできることは、予防と養生だということを伝えてくれるのです。

新型コロナを取り巻く状況は、この1年で変化しました。

2020年秋ごろから、相次いで新たな変異株が発見されています。最近、日本で急激に感染者が増えているのが、インドで発生した「デルタ株」。これまでの変異株より感染率、重症化率ともに高くなる可能性が指摘されています。

その一方でワクチン接種が進み、65歳以上の人口の81.4%、全人口の32.7%がワクチンを2回摂取しています(8月8日時点)。高齢者の感染率は目に見えて減っているものの、ワクチンに関しては、多くの人が発熱や倦怠感などの副反応を経験しています。

刻々と変わる状況や、その背景を知ることは大事です。でも、こうした情報を伝えるマスコミの発信は、読み手の感情をあおるようなものが多いことも事実です。

大人が不安になれば、子どもはもっと不安になります。私たち大人がまず冷静になるために、自分の体には本来、ウイルスと闘う力があること。その力を高めるためには、予防と養生が大切であると知ることが必要なのではないでしょうか。

忽那賢志先生(2021年7月より大阪大学医学部教授)は、正しい情報を伝えることに強い使命感を持つ医療者のひとりです。事実を客観的にわかりやすく伝え、現実的な対策を教えてくれる、いまもっとも信頼されるコロナ情報発信者でしょう。

そんな忽那先生も、絵本『おやすみルーシー~ウイルスがやってきた』を推薦してくださっています。

子どもたちが新型コロナや免疫について知り、考えるために、とてもだいじな教材です。すべての子どもたちにおすすめします!(感染症専門医・忽那賢志)

忽那賢志先生はご自身の記事の発信で、いつも最後に「手洗い啓発ポスター」を掲載しています。どんな人にも効果があるのは、やはり予防と養生であることは間違いありません。

自分と周りの人たちを守るために何ができるか、絵本を通してもう一度、親子で話してみませんか。

絵本『おやすみルーシー~ウイルスがやってきた』のご購入はこちらからどうぞ。

https://www.e-denen.net/cms_book.php?_id=47

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